家づくりにおいて設備の寿命を考える 建物は40~100年、設備は7年~18年

メンテナンス、リフォーム

 

トイレやエアコンや給湯器などの設備は、年々進化し、機能や形態が変わってきている。

 

トイレは、タンクレスタイプがスタイリッシュで人気がある。

ところが、弊社で新築するお客様の多くは、昔ながらの組み合わせトイレを選択されるお客様がいまだに多い。

なぜか?

タンクレストイレはウオシュレットも特殊タイプなので、もし10年後ぐらいに壊れて修理部品がなかったら、トイレ丸ごと交換しないといけないのだ。ウオシュレットは電化製品なので、メーカーでは寿命を7年と設定しているようだ。

7年・・? 通常トイレは7年では壊れない。15年~25年きれいに使っている方も多い。

それに引き替えウオシュレットは、数年~10年で交換される方が多い。

また、タンクレストイレは停電時は水が流れないというデメリットもある。

(手動切り替えをして、水を補給すれば流せなくはない)

 

そんなお話をお客様にすると、初めは一体型を希望されておられた方も、組合せ型にする場合が多い。

もちろん、予定通りタンクレストイレを選択する方もおられる。

私は、事情を知ってご自身で選択してもらいたいので、お話する。

(メーカーでは、質問しないとそんなことは言われない)

 

 

エアコンはどうか?

エアコンには室外機が必要なのはみなさんご存知と思う。

この室外機を、道路側に置くとダクトも含め外観が損なわれることから

隠ぺい配管をする場合がある。

隠ぺい配管とは、ダクトを建物の壁の中に入れて見えないように配管し、室外機を置いてもいい場所に置くようにすることだ。

そんな配管を10年前にした方がエアコンを買い替えようと思ったら、配管や配線の規格が違うから使えないということで、隠ぺい配管を殺して(=使わなくして)、新規にエアコンを設置することにするというケースが多発している。

隠ぺい配管は、費用も余計にかかっているし、当時はエアコン買い替えの際はこのダクトが使えると説明を受けていたのに・・ということなる。

1台だけならまだよいが、3台も4台もそうしている方もいらっしゃる。

結局いま、普通に露出で設置するなら、建てたときもそれでもよかったのではないか・・?

・・ということで、隠ぺい配管はなるべくお勧めしない。

 

これら、設備に引き換え、建物本体の寿命は長い。

一昔は、木造建物は25年といわれていたが、そのころの建物だって、30年、40年普通に使っている。今頃建てる建物は60年~100年使うであろう。

設備の交換やメンテナンスを考えた設計は、今後必須だ。

流行に流されないことも大切だと思う。

自分の価値基準をしっかり持って工事依頼をするようにしていただき、

将来、悔しい思いをしないでいただきたいと思う。

 

 

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